東京オリンピックでホテル宿泊施設がすべて満室【1次チケット抽選直後】 

オリンピック宿泊施設

オリンピックチケット当選後のアクションという記事で、「宿泊施設探し中」と述べていました。

その後も探し続けているのですが、これがホテルや旅館など本当にどこも満室なのです。

埼玉スタジアムからほど遠い南流山に至るまで、宿泊施設は残らず満室。

同じようにチケット当選後に試合会場そばのホテルや旅館を予約できずにいる方も多数いらっしゃることでしょう。

ミミウサ
ミミウサ

東京オリンピック観戦当日のホテル・宿泊施設が取れません!
なぜですか?

本記事では、このようなオリンピック会場周辺の宿泊施設がすべて満室の理由に回答します。

(2019年10月30日更新)本記事は2019年6月23日に執筆しています。

記事を執筆してから約4ヶ月、オリンピック期間中のホテル・宿泊施設の予約状況も変化しました。

本記事を執筆した東京オリンピックの約1年1ヶ月前の時点では、ホテル不足問題についてはほとんど報じられていませんでした

筆者のように運良く1次チケット抽選に当選した人たちが「さあ、ホテルを予約するか」と探し始めたところでホテル不足問題が一気にクローズアップされたのです。

ホテルを予約することが目的という方は、次の記事をご参照ください。

本記事では、東京オリンピック開催の約1年1ヶ月ほど前におけるホテル・宿泊施設不足問題発覚時の状況を知っていただくことができれば幸いです。

オリンピック会場の宿泊施設がことごとく満室

2019年6月23日現在、オリンピック会場付近のホテルや旅館など本当にどこも満室なのです。

予約サイトがシステムエラーなのだろうか?というくらいどこの旅行会社も売り切れなのです。

そして、東京2020オフィシャルパートナーである旅行会社「KNT-CTホールディングス株式会社(近畿日本ツーリスト)」「株式会社JTB」「東武トップツアーズ株式会社」のWebサイト上では、オリンピック期間のカレンダーは閲覧すらできない状態になっています。

外国人向けの観戦ツアー販売が影響している

海外在住者向けには、東京オリンピック観戦チケットは公式のリセラー経由で購入できるようになっています。

私は国内在住者なので、海外公式リセラーからはチケット購入できません。

東京オリンピックの宿泊施設

外国人・海外在住者向けのチケット販売方法

筆者は以前にフィリピンに在住していたことがあり、フィリピン在住者向けのWebサイトを例に確認してみますと・・

東京オリンピックのチケットまだ残っているようだ

フィリピンはじめシンガポールなども「Kingdom Sports Group」という代理店がチケット代理店のようですね。

代理店「Kingdom Sports Group」経由でのチケット販売は、次の3段階で行われるとあります。

Phase 1: パッケージ売り

2019年6月20日から販売開始
早いものがち(first come first serve basis)

Phase 2: イベントごとに抽選

2019年6月25日より

Phase 3: 一般販売

2019年終わりから2020年はじめまで
早いものがち(first come first serve basis)

外国人・海外在住者向けのチケットに売れ残りが!

本記事執筆時(6月23日)現在は、「Phase 1:早いものがち販売のパッケージ売り」のフェーズが開始されて3日経っています。

よく見ると、外国人・海外在住者向けのチケットにはまだ売れ残りがありますね。

東京オリンピックのチケットまだ残っているようだ

SOLD OUTとなっていないパッケージを選ぶと・・

 

東京オリンピックのチケットまだ残っているようだ

 

どうしてもチケットが取りたかったのに落選された方は、こちらの海外用サイトから予約すればいいのでは?と思いましたが、外国人向けのチケットには観光が抱き合わせになっているのですね。

 

東京オリンピックのチケットまだ残っているようだ

一番安いプランのファミリープランでも、観光とサポートスタッフがセットになっています。

よって、基本的にチケット以外は不要な国内在住者にとっては、お値段的にはちょっと考えてしまう値段になっています。

4名6日間で4種目見れて、ホテルとガイド付きで”約1,548,000円”ですか。

うーん、微妙ですね。

宿泊施設がことごとく満室の理由

宿泊施設がことごとく満室だった理由。

オリンピック委員会が先押さえしているからでした。

外国人・海外在住者向けの観戦ツアーには、宿泊施設ももちろんセットになっています。

販売している以上、宿泊施設はすべてオリンピック委員会が先に押さえています。

あとボランティアが泊まる宿泊施設も。

これらの宿泊施設は国内在住者にも開放されるときが来るのでしょうか。

まとめ

(2019年10月30日更新)本記事執筆した2019年6月23日時点では、報道でもホテル不足問題についてはほとんど報じられていませんでした。

筆者のように運良く1次チケット抽選に当選した人たちが「さあ、ホテルを予約するか」と探し始めたところでホテル不足問題が一気に噴出したのです。

ただ、「オリンピック委員会があらゆるホテルを先押さえしているため不足の可能性がある」という情報は、少なくともオリンピック公式サイトには掲示しておくべきだったのではないかと思います。

ホテル不足問題が脚光を浴びる前に、不足の可能性が十分に予測できていたわけですから・・

本記事では「オリンピック会場周辺の宿泊施設がすべて満室の謎」について2019年6月23日時点の調査結果を紹介しました。

ホテルを予約することが目的という方は、次の記事をご参照ください。

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