リオデジャネイロオリンピックの問題点!東京2020では修正できるのか?

東京オリンピックのチケット1次抽選でラッキーにも当選してしまった@mimiusa63です。

ミミウサ
ミミウサ

2020年東京オリンピックは成功するのかなあ?
前回のリオデジャネイロオリンピックではどんな問題が発生していたのだろうか。

2020年東京オリンピックの準備は滞りなく進んでいるのか、東京オリンピックは成功するのか、非常に気になるところですね。

東京の前は、2016年リオデジャネイロオリンピック。

リオデジャネイロオリンピックでの失敗や課題が東京オリンピックでは修正されることを信じています。

本記事では、2016年リオデジャネイロオリンピックでの失敗や課題を紹介します。

正直な感想として「東京オリンピックの準備のほうが全然まとも」と思ってしまうかもしれません。

ジカウイルスの大流行

2015年から2016年にかけてブラジルでは、蚊媒介性ジカウイルスが大流行。

リオデジャネイロオリンピックの問題点を東京オリンピックでは対応できるのか?

出典:2016 Zika Outbreak

アスリートにとっても観戦者にとっても影響が大きすぎました。

主催者側は、オリンピック会場を毎日検査し、蚊の繁殖の原因となる水たまりを防ぐ処置を実施。

ジカウイルスの感染は、リオデジャネイロでの不衛生な下水処理にも起因していることもあり、大会に備えて下水処理施設を改善しました。

同時にオリンピックの延期を求める声が何度も寄せられました。

下水などのインフラはオリンピックを招致したからといって、急に整備できるものではありません。

毎日水たまりを除去・・って、どれだけ人海戦術なのでしょうか!汗

招致プレゼン段階での「これから努力して改善する」といった約束は鵜呑みにしてはいけないようです。

ウィンドサーフィン試合会場の劣悪な衛生

セーリング、ウィンドサーフィンの大会のために使用されるグアナバラ湾その海域。

一帯の汚染が深刻でした。

リオデジャネイロオリンピックの問題点を東京オリンピックでは対応できるのか?

出典:Funding problems hit plan to clean Rio’s polluted waterways ahead of Olympics

汚染の主な原因は、汚染された川や海岸沿いの貧民街を介して湾に投入された未回収のゴミ。

ブラジル政府は1992年の地球サミットで公害への取り組みを開始すると約束したものの、試みは不十分だったようです。

オリンピック招致の一環として、リオは再び湾の清掃を行うことを約束したものの、処理されたリオデジャネイロの下水のはわずかに17%でした。

2015年8月のテストイベントの後、ドイツのセーリング選手 Erik Heil氏が、下水に関連していると考えられる多剤耐性細菌に感染したことが判明しました。

多剤耐性菌とは?
多剤耐性菌とは、多くの抗菌薬(抗生剤)がきかなくなった細菌のこと。健康な人は、からだの中に入っただけでは、すぐに病気になるわけではない。
厚生労働省/多剤耐性菌についての一般の方向けの情報

オリンピック村建設の遅れ

リオデジャネイロオリンピックでは、建設とインフラに関するプロジェクトが予定より大幅に遅れていることが指摘されていました。

リオデジャネイロオリンピックの問題点を東京オリンピックでは対応できるのか?

出典:Australian Olympic team refuses to move into Rio’s ‘unliveable’ athletes’ village

IOCのジョン・コーツ副大統領はブラジルの準備を「私が経験した最悪の事態」と発言しました。

リオデジャネイロオリンピック村は、オリンピック史上最大規模されています。

一方、リオオリンピックの開幕前の2週間にも関わらず、オリンピック選手村には配管と電気に大きな懸念があり、住みにくく、安全でない場所と判断されました。

トイレの詰まり、パイプの漏れ、配線の露出、床の汚れなどが、オリンピック村の一部のアパートで報告された問題です。

オーストラリアのオリンピックチームは、割り当てられたタワーブロックでは居住できないと判断し、オリンピック村をボイコットしました。

なお、オーストラリアのオリンピックチームのボイコットは一時的なもので、その間に改修作業をしたようです。

チケット不正転売でオリンピック評議会(OCI)社長が逮捕

2016年夏季オリンピック開会式の 2016年8月5日、リオデジャネイロ警察が、アイルランドオリンピック評議会(OCI)に割り当てられたチケット数百枚の不正転売の試みで2人を逮捕。

リオデジャネイロオリンピックの問題点を東京オリンピックでは対応できるのか?

出典:Face of Irish executive arrested over alleged sale of €3m official tickets at Rio Olympics

OCIは関与を否定し、アイルランドのスポーツ大臣、シェーン・ロスが「徹底的な調査」を約束。

逮捕された者はOCIの2016公認チケット再販業者(ATR)であるPro 10 Sports Managementのエージェントとして働いていたと判明しました。

8月17日、OCIの社長であるパット・ヒッキー(Patrick Hickey)が、リオで逮捕されました。

チケット転売の禁止は、東京オリンピック委員会でも口を酸っぱくして啓蒙していますね。

筆者は、2019年時点においてホスピタリティパッケージの販売状況が著しく悪い様子が分かることから、最終的にチケットが余ってしまうと予想しています。

また、公式リセラーで転売したとしてもマイナスの利益としかならないため、余計にチケット余りが予期されるのです。
(東京オリンピックでの公式リセールサービスについては、以下の記事の「公式リセールサービスで転売可能」参照)

まとめ

2016年リオデジャネイロオリンピックでの課題を修正して、2020年東京オリンピックは成功させたいところです。

本記事では、リオデジャネイロオリンピックでの失敗や課題を紹介してきました。

筆者は、正直な感想として「東京オリンピックの準備のほうが全然まとも」と思ってしまったのですが、皆さんはどう感じたでしょうか。

開催は決定している東京オリンピック。

せっかくなので全員で盛り上げていきたいですね。

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